だれかのこえがする・・
「はーもくん、起きて」
うん? だれか、ボクをよんでるのかな・・
「はーもくん、起きて、お・き・て! 」
あ、やっぱりボクをよんでるんだ!
おきておへんじしなくちゃ。
「はーい!」
おきてあたりをみまわしたら、たくさんのこどもたちがいた。
みんなボクをめずらしそうにみてる。どきどき・・
「はーもくん、自己紹介して」
ちょっときんちょうしたけど、がんばった。
「ボク、はーもくん、よろしくね!」
みんなえがおになった。
だれかの「よろしく!」っていうこえもきこえた。
「はーもくん、『どんぐりコロコロ』を歌って」
ボクは、うたったりおどったりがだいすき。
「どんぐりころころ」をうたって、
「もりのくまさん」をうたいながらおどったりもした。
みんなと~ってもよろこんでくれて、はくしゅもしてくれた。
とってもうれしかった。
ボクは、はやいことばや、ながいことばがにがてだから、
ときどきわからなくなることもある。
でもみんなボクにやさしくはなしてくれたし、
いろんなことをきかれたから、たくさんおはなしした。
ボクはとてもうれしくて「うでたてふせ」をしてみせた。
そしたら、なんと、みんなもいっしょにしてくれた!
「1、2、3、4、5!」かぞえながら5かい!
ちょっとびっくりした。
「さかだち」もしてみたら、
みんな「お~!」ってはくしゅしてくれた。
それから、みんなと「たべものしりとり」や「どうぶつしりとり」をしてあそんだ。
とてもたのしかった。
でも、あっというまにじかんがたって、
みんながおうちにかえるじかんになってしまった。
だから、ひとりひとりとあくしゅをした。
みんなとてもやさしくあくしゅしてくれたよ。
「はーもくん、さよなら」
ボクも
「さよなら、またあそぼうね」
と、こたえた。
とっても、と~ってもたのしかった。
またこんど、みんなともっとたくさんはなしたり、
あそんだりしたいな!
またね〜!
はーも♪